誰しも、資産形成や大富豪になることに興味があるのではないでしょうか?意外にも、サラリーマンがその目的を達成する方法があります。
会社員が自分の名刺を銀行に預けて融資を受け、健全な不動産投資でお金を貯めていく―――。
企業に勤めながら、不動産投資によって35歳で3億円の資産を築いた若月りく氏の著書『会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資』では、その方法が解説されています。
※本コラムは「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」(著者:若月りく・ぱる出版)より一部抜粋してご紹介します。
今回は書籍の一部から、不動産投資で物件選びをする際に大切な「入居者のペルソナ」に関連する内容をご紹介します。
【目次】
1.不動産投資の物件選びでは入居者のペルソナを想像すること
2.多彩なペルソナをイメージすることが大切
3.ペルソナによって物件選びの基準は変わる
4.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」
1.不動産投資の物件選びでは入居者のペルソナを想像すること
投資用物件を購入する際の交渉段階でイメージしなければならないもの…。目の前にある物件の良し悪しはもちろんですが、それとともに、入居者のペルソナ(具体的に条件を設定した利用者像のこと)をどのように想像できるか?ということが挙げられます。
サラリーマンとして商品開発の立場であれば、顧客となるペルソナ像が具体的に挙げられるか?ということになるでしょうし、異なる立場でも顧客や上司が納得する状態がイメージできるのか?という根本的かつ基礎的な問いになるのだと思います。
そのとき、自分の感覚だけを押し付けようとするのは禁物です。たとえば、何かの買い物をするときに、自分は「これで10万って、高くないか?」と思っても、当然ながら想定する顧客が同じように感じるわけではありませんね。
また自分自身を振り返っても、たとえば学生時代とは経済観念や価値観が変わっていて、価格に対する感覚値も変化してきました。
そうした自分の感覚を客観視していくことは、不動産投資の物件選びにおいても大事な要素です。
2.多彩なペルソナをイメージすることが大切
それと同じく、自分だけの固定観念に縛られず、具体的なペルソナを多彩にイメージしていくことが大切で、それが各々の物件に見合った入居者のペルソナを想像することにつながっていくわけです。
自分の価値観だけに縛られては、物件を評価するときの視点が画一的になってしまい、世のなかには多彩なペルソナがあることがイメージできにくくなってしまいます。
それは、街や物件をとらえるときの視野を狭めてしまうことにもつながりかねないのです。
3.ペルソナによって物件選びの基準は変わる
たとえば、休日になるとまるでゴーストタウンのようになってしまう街があります。
典型的なところでは、2000年以前のJR東京駅の西側の〝丸の内”あたりはそうでしょうか。
1階に旧都市銀行(今でいうメガバンク)がずらっと並ぶビジネス中心の街で、当時は午後3時にもなれば、まるで人が歩いていないゴーストタウンのようでした。
ところが今では丸の内も様変わりし、街路樹も育ち、商業施設の一階部分には一流ブランドのフラッグシップとなるような路面店も多くできて、休日だって訪れる人でにぎわうようになっています。
また、JR新宿駅から西側の〝西新宿〟も同様で、かつては休日になるとほとんど人がいない街でしたが、今はそれほど極端ではなく、路面店も多くできて休日もにぎわう街に変容しつつあります。
こうした街は、単なるビジネス街ではなく、「暮らす」という観点からも魅力のある場所へと変化しました。
住職近接という考え方が浸透し、都市開発にも生かされるようになってきつつあるのだと感じます。
ちなみに私は、こうしたビジネス街の休日の雰囲気が好きです。平日は喧噪なビジネス街がほどよく閑散となり、とてもゆったりと贅沢に過ごせるからです。
逆に、新宿や原宿、渋谷、夜の六本木のように賑やかで華やかな雰囲気が好きな方もいますね。
極端な例を示しましたが、こうした街を好む人もいるし、そうでない人もいます。
つまり、買おうとしている物件(立地)に合致するのは、どのような入居者像なのか。そのペルソナを明確にイメージできるようなら、その物件を買うことには何の問題もありません。
逆にそれが不透明でおぼろげなら、もういちど物件に合致する入居者のペルソナを、できるだけ明確にしてみることをおすすめします。
いろんなペルソナを想定しながら、プレミアムと言われる物件の選定をしてほしいと思います。
(※本記事は、「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」からの抜粋です。)
若月りく(ワカツキリク)
香川県高松市出身。工学修士。留学、遊学、駐在等で世界3カ国の滞在経験。一部上場企業にて、事業投資、事業計画、案件開発、資産管理等の担当経験あり。
副業としてはじめた「プレミアム・ワンルームマンション投資」で成功し、現在は給与所得と合算して3000万円超の年収を獲得。
ド派手、爆上げ、圧勝よりも、効果的、効率的に少し余裕を持つライフスタイルを推奨。
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4.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」
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