東京都港区にある麻布エリア。
そこには実にさまざまな人が集まり、暮らしています。
芸能人を始め、大使館に勤める方や、メディア業界に勤める方など、個性的な仕事をしている方が多いのが特徴です。
ここでは、麻布エリアの住まいとしてのブランド性についてご紹介します。
麻布は「住まい」としてのブランド街
麻布は、赤坂・青山と並んで、港区を代表する「3A」と称される街です。
なかでも麻布は「高級住宅地」として有名です。
周辺の六本木などにはメディア関連企業や外資系企業が多い一方、麻布には風格の漂う邸宅が並び、有栖川宮記念公園など緑あふれる公園にも恵まれ、ワークデイを都心のビジネスシーンで活躍するビジネスマンにとって、オフを過ごすのに最適な街です。
テレビ局をはじめ、音楽スタジオ、芸能プロダクションなどが多く、芸能人やモデルも数多く住んでおり、街全体が華やかなブランド性を持っているといえます。
大使館が集まる麻布十番エリア
港区には60ヵ国以上の大使館がありますが、なかでも麻布十番エリアにその多くが集中しています。
大使館に勤める外国人のなかには家族で暮らしている方も多いため、多種多様な国の方が交流しています。
このような背景もあり、麻布十番エリアではさまざまな文化が受け入れられ、多様性のある街として発展しています。
また、麻布十番は都心を代表する商店街でもあり、買い物にも便利で、住む環境としてとても快適です。
老舗が連なる一方で、雑誌やテレビで話題になるような飲食店や商店が開店し、外国人向けの商品やサービスなども増えています。
これがメディアを通じて話題となり、外国人だけでなく、日本人の利用客が集まる要因となっているのです。
オシャレな飲食店が集まる広尾エリア
麻布から広尾にかけてのエリアには、名店といわれる飲食店が多く建ち並んでいます。
特に注目されるのが、ミシュランガイド東京の星付きレストランが何軒もあるという点です。
一方で、高級店だけでなくリーズナブルな大衆向けのお店も多くあります。
高級なフレンチやイタリアンから、ラーメン屋やお好み焼き屋など種類はさまざま。
それらのお店が一般的に高い評価を受けています。
その日の気分で世界各国のさまざまな料理を食べられるという豪華なメリットがこのエリアにはあるのです。
スーパー激戦区でもある麻布エリア
麻布エリアには「成城石井」、「LINCOS」、「ピーコック」、「明治屋」など多くのスーパーがあり、生活を送るうえで困ることはほとんどありません。
また外国人向けのスーパーも点在しており、一般的なスーパーにはない珍しい食品や調味料が手に入るだけでなく、外国産の食材が安く手に入るというメリットもあります。
そのため、料理が好きな方には、打ってつけの街かもしれません。
ブランド街の元祖、白金エリア
麻布のすぐ南に隣接する白金は、かつて「シロガネーゼ」という言葉でも名を馳せたブランドエリアです。
プラチナ通りなどを中心に、多くの富裕層が好んで住んでいます。
一方で庶民的な商店街や小さなお店などもあり、お年寄りも多く見かけるというのも白金の特徴です。
白金はオシャレなブランド感と気兼ねなく生活できる生活感が混在する魅力的な街と言えるでしょう。
このように、麻布はその街だけでなく、六本木・広尾・白金といった名だたるブランド街に囲まれたとても魅力あふれる街です。
ブランド街であるがゆえに、若い一人暮らしの方には「縁遠い」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、実は違います。
生活に必要なスーパーを始め、商店街なども豊富です。
むしろ、勤め先へのアクセスの良い都心のさらに中心地に位置し、一人暮らしの方にとって住みやすい場所です。
若い人を中心に多くの人が麻布エリアで居住することを望んでいます。
しかしながら、一人暮らしをするための物件はそれほど多くありません。
不動産投資を検討している方は、こうした魅力に溢れる街でありながらライバル物件の少ないエリア、「麻布」という場所をターゲットの一つにしてみてはいかがでしょうか。