不動産投資の物件と選び方

不動産投資のヒントになる! 今人気の東京の大学5選!

東京は日本の首都ということもあり、他の地域と比べ大学が多く集まっています。
なかでも規模の大きい大学になると学生の数は数万人にまでのぼります。『学校基本調査』(文科省)のデータによると、全国の大学進学者のうち東京の大学を選んだ学生の割合は24.1%と、まさに4人に1人が東京の大学に進学しています。
人気の大学が集まるエリアは安定的に人口流入があり、長期的に賃貸需要が見込めます。 そこで2016年の一般入試志願者数から、都内にある大学をランキングにしてみました。不動産投資をするうえで、どんなエリアが狙い目なのかヒントになるかもしれません。

1位:明治大学(志願者108,500人、学生数30,992人)

キャンパス所在地(東京にある主要キャンパスのみを明記。以下同)

  • 駿河台キャンパス 千代田区神田駿河台
  • 和泉キャンパス 杉並区永福
  • 中野キャンパス 東京都中野区

2年連続して志願者が増加している大学です。中心である駿河台キャンパスはJR中央線御茶ノ水駅そばにあります。
その他、京王線の明大前キャンパスや小田急線の生田キャンパスがあり、最近では中野にもキャンパスができています。周辺には、日本大学を始め東京医科歯科大学や順天堂大学医学部など医療系の大学も多く点在しています。

2位:早稲田大学(志願者108,039人、学生数42,181人)

キャンパス所在地

  • 早稲田キャンパス 新宿区西早稲田
  • 戸山キャンパス 新宿区戸山
  • 西早稲田キャンパス 新宿区大久保

早稲田大学のキャンパスは大半が同じエリアに集まっています。
また、早稲田キャンパス周辺には7つの商店街があり、住環境も良いことからキャンパス近くに住む学生が多く見受けられます。まさに、JR高田馬場駅や地下鉄早稲田駅を中心とした新宿、文京区エリアは利便性が高いと言えるでしょう。

3位:日本大学(志願者104,558人、学生数67,909人)

キャンパス所在地

  • 三崎町・駿河台キャンパス 千代田区三崎町周辺
  • 江古田キャンパス 練馬区旭丘

日本大学の文系、理系の主要学部は御茶ノ水周辺にあり、ビジネス街とも近い距離にあります。
学生数が日本一の大学でマンモス大学としての知名度も高いです。こちらのアクセスの中心は新宿駅と東京駅を結ぶJR中央線(総武線)で、その他、沿線の駅にも多くの大学キャンパスがひしめいています。

4位:法政大学(志願者101,976人、学生数28,576人)

キャンパス所在地

  • 市ヶ谷キャンパス 千代田区富士見
  • 小金井キャンパス 小金井市梶野町
  • 多摩キャンパス 町田市相原

靖国神社の近隣に位置する市ヶ谷キャンパスはボアソナードタワーが高くそびえ、周辺でもひときわ目立つ存在です。
東京ドームや日本武道館は徒歩圏内、渋谷や新宿にもアクセスが便利なキャンパスです。こちらも山手線の内側に位置し、JR総武線(中央線)や縦横無尽に駆け巡る地下鉄がアクセスの中心です。

5位:東洋大学(志願者84,886人、学生数29,852人)

キャンパス所在地

  • 白山キャンパス 文京区白山

文系学部が集う白山キャンパスはJR山手線の内側文京区に位置し、周辺には日本屈指の東京大学本郷キャンパスや、日本医科大学のキャンパスもあり、まさに文教エリアと言える場所にあります。

 

 

こうしてみると、都内の人気の大学は、都心に集まっていることがわかります。
以前は、郊外に大きなキャンパスを設けた大学も多かったのですが、現在の潮流は都心での学生生活です。特に山手線内側や、都心のアクセスの中心であるJR山手線・中央線を軸に人が流れていると言えます。東京、特に都心には全国的にも人気の大学が集まっており、毎年新たな人口流入が見込めます。また、上京した学生のなかでは、卒業後そのまま都心で働くケースが多い様です。
人口減で人が集まる場所が限られる日本では、こうした人気の大学が集積したエリアに不動産投資のヒントがあるのではないでしょうか。
また、お子さまが東京の大学に進学される際には、近隣のマンションをあえて購入し、その後使わなくなった際には賃貸に出して家賃収入を自分たちの年金にするというケースも少なくありません。
人気の大学集積スポット。そこにマンションを一つ持ってみるのはいかがでしょうか?

株式会社クレアスライフ 不動産コンサルタント

清水 剛

不動産投資の営業として16年従事し、これまで数百人に上る投資検討者への提案・アドバイスを行う。 現在は営業の第一線から卒業し、企画側として不動産投資の魅力を多くの人に伝えるべく、セミナー講師やメディア出演などに精力的に取り組んでいる。