子どもの東京進学を不動産投資の機会に

お子様が大学進学のため上京することになれば、そのためのご準備に住まいを探されることでしょう。学生寮や学生会館、学校近くの物件などいくつか候補が挙げられます。進学先の東京に親戚や知り合いもいらっしゃらないとなるとご両親にとっては心配が尽きません。エリアの治安やセキュリティ面も気になります。

そこで、お子様の充実した学生生活を安心して過ごすための住まい探しに、東京の優良マンションの購入を検討の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

地方の人が東京にマンションを購入するケースが多いワケ

地方から東京の大学に進学する場合は、早ければ前年のうちに合格が決まっていますが、年明けのセンター入試や一般入試での合格が決まる場合は、４月までの１、２ヶ月で住まいを探さなければなりません。同じような境遇の方は多くいますから、安心できる条件の良い物件はすぐに埋まってしまいます。大学生協（全国大学生活協同組合連合会）が調査した『ＣＡＭＰＵＳ　ＬＩＦＥ　ＤＡＴＡ2013』では、大学入学後の遭遇したトラブルについて、「訪問販売契約」が自宅生に比べて下宿生は最大で２４倍という報告となっています。住まい別ではこれほども違ってくるのです。管理体制が整って、かつ、セキュリティ面で安心できるマンションは住まい選びにとって重要な要件のひとつではないでしょうか。

近年、超低金利を利用して、お子様のアパート代わりにマンションを購入する方が増えています。住宅ローンを組んでも毎月の家賃よりも安くなることもあり、管理費や固定資産税を支払っても、ほとんど家賃と変わらない支払いで持つことができます。
東京にマンションを購入するということは、お子様が学生生活を過ごすための住まいとして利用するのはもちろん、東京で就職が決まればそのまま引き続き住み続けられるという大きなメリットがあります。卒業後に東京で就職した場合、仮に賃貸物件に住むとなると新社会人にとって家賃の負担は大きなものです。大学卒の東京の初任給の平均は約21万円※なので、税金や社会保険料が引かれると手取り額はさらに少なくなります。ちなみに、山手線沿線の駅なら家賃は１０万円前後です。そうなると家賃、生活費を支払えばレジャー費や貯蓄などにまわせる余裕はそう多くはありません。社宅を提供してくれたり、家賃をいくらか負担してくれたりする企業であればありがたいですが、それだけを目的に就職活動をするのもなかなか難しいものです。

しかし、お子様の大学に近いからといって、どこの、どんなマンションを買っても大丈夫というわけではありません。ご自分の資産になるわけですから、ほかの大学やビジネス街へのアクセスの良い都心で持つことが大切です。お子様が少しの電車通学が必要になったとしても、便の良い立地を選ぶと良いと思います。

東京に不動産を持つメリット

東京の大学を無事卒業し、お子様が地元に就職して戻ってきてくれるなら親としては一安心ですね。その場合、お子様の東京での住まい用に購入したマンションは卒業後どうすれば良いでしょうか？

１つ目は賃貸で貸し出します。優良物件は借り手も多いです。借り手は通学、通勤の交通アクセスが良い物件を希望しますので、立地が良く管理体制が良い物件であれば借り手はすぐに見つかります。優良物件であれば多くの借り手が入居を希望してくるので入居者をオーナー自身が選ぶこともできます。実際は、賃貸に出した後は管理会社にお任せできるので、オーナー自ら入居者とはなし合うことはありません。とはいえ、安心できる方に入居してもらいたいものです。しっかりした管理会社は入居者の審査も厳格に行いますので安心です。安心できる管理会社つまり、信頼できるパートナーを選んで安定した不動産経営を維持しましょう。さらに、その入居者が支払ってくれる家賃は安定収入源となります。年金・医療など社会保障の崩壊、増税などの支出増大により減ってしまう将来の年金の+αとして働いてくれることになります。

2つ目は、オーナーである親自身での利用です。お子様が巣立った後は、セカンドハウスとして使う、もしくは住むことも可能です。利便性に優れた東京都心のマンションであれば買い物や病院も多く快適な生活環境となる上に、都心に住むお子様の近くに住むことで安心して老後を過ごすこともできます。
そして、換金して現金を用意したいということになれば、売却という選択肢もあります。

これまで不動産投資に興味はあっても、地方では良い物件に恵まれないということもあります。お子様の上京を機会に、東京にマンションを持つという大きなチャンスに出会うことができるでしょう。