不動産投資ローンと生命保険

不動産投資は積立型生命保険の10~20倍のコスパ

企業や団体に属しながら、自らの名刺を活用して銀行から融資を受け、不動産投資で資産形成をする―――。
会社員でありつつ、不動産投資によって35歳で3億円の資産を築いた若月りく氏の著書『会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資』では、その方法が解説されています。

※本コラムは「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」(著者:若月りく・ぱる出版)より一部抜粋してご紹介します。

今回は書籍の一部から、不動産投資の大きなメリットのひとつ「団体信用生命保険」に関連する内容をご紹介します。

【目次】

1.団体信用生命保険とは
2.団体信用生命保険のメリット
3.投資用不動産と生命保険には同じ価値がある
4.不動産投資は積立型生命保険の10~20倍のコスパ
5.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」

1.団体信用生命保険とは

不動産を購入するときに加入する、「団体信用生命保険」というものをご存知でしょうか。
不動産投資のためにアパートやマンションを購入し、金融機関から融資を受ける際に、多の金融機関では団体信用生命保険への加入を必須条件としています。

団体信用生命保険(通称「団信」)とは、融資ローンを組んでいる契約者が亡くなったり、重度の障害状態になったりした場合に、残りのローンを肩代りしてくれる生命保険です。

2.団体信用生命保険のメリット

基本的に、死亡や高度障害状態に備える通常の団体信用生命保険は無料で、保険料は金利に含まれているケースが多いです。
それによって金融機関は、オーナーに不測の事態が起こった際に、融資の焦げ付きリスクを回避できるわけです。

団体信用生命保険は本来、金融機関側のリスクに備えた保険ですが、実は契約者にとっても大きなメリットがあります。
借入が残った状態で自身に万一のことがあった場合でも、残りの債務は保険金から補てんされ、不動産の資産だけが残ります。

つまり残された家族は、返済負担のない不動産が手元に残ることになるわけです。
それによって、まとまったお金が必要な場合は不動産を売却して現金化することも可能ですし、毎月継続して家賃収入を受け取ることもできます。

3.投資用不動産と生命保険には同じ価値がある

この説明を聞いて、あることに気づきませんか?つまり投資用の不動産を銀行の融資で購入することは、生命保険と同等の価値があるということ。
団信の種類によっては死亡保障だけでなく、がん特約が付帯され、がんになってしまった場合に残りの債務を肩代わりしてくれるものもあります。

 

つまり2000万円の物件購入の融資ローンを組んだときに、仮に自分が死んだり、がんになったりしたとしても(がん特約は商品設計次第です)、保険金で残りのローンが無くなり、不動産だけが資産としてまるまる残るという生命保険と同じ価値が得られるわけです。

多くの方が毎月や毎年、生命保険料を払っておられると思いますが、単に支払い金額を比較しても、レバレッジ名刺術により活用する不動産ローンに付帯する団信はとてもリーズナブルな保険と言えます。
※レバレッジ名刺術…会社員としての「名刺の力」活用し、金融機関から不動産投資の資金を借入して、レバレッジ(てこ)の原理資産を増やすこと

4.不動産投資は積立型生命保険の10~20倍のコスパ

たとえば、積立型生命保険との比較について見てみましょう。
2000万円の積み立て型生命保険の場合、月額の保険料が10~20万円くらいでしょうか。毎月、その支払いが生じることになります。

一方で、ワンルームマンションを買った場合、投下した資金に対するリターンで仮に月々1万円の持ち出しがあるような物件(超好立地で月次キャッシュフローが悪いケースの前提)でも、そこには2000万円の資産=補償がついています。

つまり、最終的に得られる価値としては、積立型生命保険の保険料も不動産投資も同様であり、毎月の支払額から見て、不動産投資は積立型生命保険の10~20倍のコストパフォーマンスの高さであると言えるわけです。

ましてや、月々の持ち出しが生じないプラスのリターンが得られる物件であれば、そのメリットは言うまでもありません。
こうした比較をみても、不動産投資を生命保険の代替と考えたとき、営業のスクリプトとしてはとてもシンプルで、こんなセールストークが成立します。

「毎月、生命保険料をいくら支払っていますか?3万ですか?5万ですか?」

「積立型の保険で満期時に500万円が下りる?であれば生命保険の代わりに、同じ毎月5万円の持ち出し覚悟で、ワンルームマンションを2個か3個かを融資で買ってはいかがでしょう?うまくいけば持ち出しゼロで、しかも10倍の5000万~6000万円の資産がカバーにつきますよ」

これが団体信用生命保険も含めた、不動産投資における生命保険の代替としての価値であり、10~20倍のコスパという意味なのです。

(※本記事は、「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」 からの抜粋です。)

著者情報
若月りく(ワカツキリク)
香川県高松市出身。工学修士。留学、遊学、駐在等で世界3カ国の滞在経験。一部上場企業にて、事業投資、事業計画、案件開発、資産管理等の担当経験あり。
副業としてはじめた「プレミアム・ワンルームマンション投資」で成功し、現在は給与所得と合算して3000万円超の年収を獲得。
ド派手、爆上げ、圧勝よりも、効果的、効率的に少し余裕を持つライフスタイルを推奨。

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5.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」

みなさんは初めて会社に就職して名刺を受け取った日の、何か誇らしい気持ちを覚えていませんか?その「名刺に宿る力」を活用して融資を獲得し、不動産投資で堅実にお金を貯めていく方法を実体験に基づきわかりやすく解説しています。

今回紹介したのは内容のほんの一部。“将来を見据えて生命保険の見直しを検討している”“家族のために働きながら不動産投資を始めてみたい”という方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。