全国の民営賃貸住宅のうち半数が単身世帯用
図表1:タイプ別 民営賃貸住宅の割合
※住宅・土地統計調査では、「台所の型」という分類があり、以下のように分かれています。
(1) 独立の台所(K)
(2) 食事室兼用(DK)
(3) 食事室・居間兼用(LDK・LK)
(4) その他と兼用※→ 今回はこちらを含めないで集計
この定義と居室の数を合わせてデータを集計すると、図表1のような割合でタイプ別に分かれました。
全国的には、やはりワンルームが最も多く、4室に1室という割合です。
また、単身世帯用として「1LDK」まで含めると53%となり、半数を占めていることが分かります。
これが東京23区になるとより高い数字が出ています。
ワンルームが4割、「1LDK」まで含めた場合は約7割という結果です。東京23区はやはり単身世帯用の賃貸住宅が圧倒的に多いようです。
図表2:民営借家に住む世帯の種類(全国)
このように単身世帯用の賃貸住宅が多いのは、言うまでもなく、賃貸住宅に住む人が単身者であるケースが多いからです。
図表2を見ると民営の賃貸住宅に住む世帯の約6割が単身者であることが分かります。